シフリーの諸行無常

地方都市で諸行無常を考える

コロナ後の世界 密結合から疎結合へ

コロナ後の世界に関する考えをまとめるページです。

 

Forbes 2020/04/26

forbesjapan.com

 

ヘッジファンドのブリッジウォーター・アソシエーツ創業者でビリオネアのレイ・ダリオは4月21日、新型コロナウイルスの感染拡大による打撃から世界経済が立ち直るには3年から5年の期間が必要だと述べた。さらに、そのプロセスにおいては自給自足や創造性、適合性といった概念や超党派の取組みが大切になると述べた。

「これからは国家も、地域としての自立や自給自足を目指すようになる。何故なら国家も弱者となるからだ」とダリオはインタビューで応えた。

グローバル化で密結合された世界が、疎結合となり、それぞれが自立できる世界を目指す。システム構築の世界では、AWSの浸透と時を同じくして、マイクロサービス化で個別のサービスが独立して動くようになり、必要な時にAPIで連携するようになった。密結合なシステムは影響範囲が広くなり、変更が難しい。密結合な世界も、COVID-19でサプライチェーンが分断され、マスクの供給が途絶えるなど、機能不全に陥った。今後は、国家の単位で自給自足し自立した上で、必要な時に海外と物理的に交流するというモデルになるのだろうか。 

 

以上、シフリーでした。それではまた。