シフリーの諸行無常

地方都市で諸行無常を考える

地方都市における市場規模と人口規模の比率を考える

地方都市に住む際、当然ながら仕事の確保が重要となります。
今日は、地方都市の九州・福岡で、企業向けにITサービスを提供する想定で、市場規模と人口の比率を考えてみたいと思います。

 

ITサービスを提供する対象は、ある程度大きな企業が中心となります。そのマーケットサイズの割合を、肌感覚で数字にすると、大体以下のようになります。

東京中心の日本のITサービスのBtoBマーケットを100%とすると、大阪中心の西日本が約10%前後、福岡中心の九州が約1%くらいの割合です。 

※情報ソースは、IT業界で、どこでも使っているレベルの有名企業の、知人など複数名のヒアリング結果のざっくり平均ですが、概要の割合を把握するには十分なレベルかと思います。(また、きちんとした分析は、別途実施してみたいと思います。)

 

九州・沖縄エリアの全国に対する人口比率が約11%あることを考えると、市場比率1%というのは、大きな差があります。IT部門がある本社機能は東京に集中し、福岡のような地方都市は支店経済と言われますが、数字にもよく現れていると思います。

 

仕事の求人数や種類は、当然マーケットの大きさに左右されるので、地方都市で働く場合は、考慮すべき点だと思います。よく言われるように、インターネットで地理的な障壁をなくすのは一つの方法だと思いますし、福岡と東京、福岡と大阪など、マーケットを広く捉えて働くのも、有効な対策かと思います。

 

以上、シフリーでした。それではまた。